2010年04月21日

禁断の惑星

新月の夜にノートにお願い事を書くとか、未来の自分を日記形式で綴る未来日記とか・・やった事ないですか?それは成功哲学のオーソドックスな手法ですから、試みた経験がある方も多いと思います。その時「希望を出来るだけ具体化」するのが秘訣のようです。

ノートに書くだけで夢が叶うならこんなに素晴らしい事はありません。
ところが、これを真剣にやろうとするとなかなか難しいものがあります。考えれば考えるほど自分の希望がわからなくなってしまった経験がある方もいるはずです。

前回も書いたように、人間の心はとても複雑で、誰の心にも「闇」が潜んでいます。
という事は“あなたが強く望めばその思考は実現する、闇バージョン”もあり得ると言う事になります。

ここでとても面白い古いSF映画をご紹介します。
1956年アメリカ製作の「禁断の惑星」です。
ある惑星に高度な進化を遂げた「クレール人」という先住民族がいました。彼らが生み出した高度な文明とは「思考が現実化」する装置、すなわち“夢が何でも叶う”魔法の文明がそこにはあったのです。ところが、彼らは突然滅亡してしまいます・・!
何故なら、彼らは自らの心に潜む「闇」について全く無自覚だったからです。夢や希望の枠からはみ出し、膨れ上がった自らの欲望と共に増長された憎しみや怨念は「イドの怪物」となってそこに顕現します。(*イドとは潜在意識の事)自ら生み出した高度な文明は、己の心の闇に潜む「怪物」までも現実化してしまったのです。

SF映画という設定だからこそ描けた人間の心の多面性ですが、1956年にこんなによく出来た映画があった事に驚きです。機会があれば是非観て下さい。

・・オキノ・・
posted by ルーエ at 00:13| 心理・哲学