2010年01月16日

Do You Believe in God?

皆さんは初詣に行かれましたか?
私は、今年まだ行っていません。昨年の御札とお守りを返しに行かなければならないのですが・・。
今年も国民の7割以上が初詣に行かれたそうです。
普段お仏壇に手を合わせる習慣はないけれど初詣には毎年行く、という方の方が圧倒的に多いですよね。
よく言われるように日本人の宗教観は大雑把で、初詣もお墓参りもクリスマスも何でもあり、というのが一般的です。昔から日本人にとって「神様」は沢山いるので、いかにも日本的でそして平和な感じがして個人的にはこの緩さがいいと思います。
お隣さんが、大日如来を拝んでいようと、天照大神を拝んでいようと、誰も気にしません。

一方、キリスト教やイスラム教、ユダヤ教のような一神教はどうも日本人にはしっくりきません。私達日本人にとって中東問題を理解するのは生理的にも難しいものがあります。
しかも、キリスト教もイスラム教もユダヤ教も大元は同じ神様なのに、なぜ戦争まで起きてしまうのでしょう?
神様自身が「よくも私ではなく違う神を拝んだな!」と言って憤怒するとしたら、神様は決して寛容ではなく、私達人間と同じように嫉妬深く未完成な存在という事になりはしないでしょうか・・?

私達もよく罰が当たると言います。アニミズムの世界でも、神話の世界でも、神様は嫉妬深く、怒りっぽい存在です。人間は神の怒りを買わぬよう、一生懸命、生贄や供物を捧げます。アニミズムから現代の宗教まで、それは何千年もの間、人間の文化の根底に沁み込んだ神への畏怖です。

最近は神社参りが若い女性の間でブームになっています。パワースポットとか、縁結びなどとうたわれていると凄い人気だそうです。
私達は「苦しい時の神頼み」以前に、何か人間の力を超えた偉大なものに人生を委ねたいという願望があります。宗教や哲学に真理を求めるというベクトルとは別で、お参りして、お守りを買うと保険に入ったように安心出来るのです。そして、お参りをせず、買った御札をほったらかしにしていると罰が当たると思い込みます。
原始的なアニミズムの発想です。

これが、宗教哲学になると、もう少しバリエーションが広がります。
仏陀は「信仰を捨てよ」と言いました。もちろん彼は自分を「神だ」とは言いませんでした。孔子や老子も「神」については何も語っていません。
人間の運命を支配する「神」なる存在は認めなかったのです。

今後も信仰や宗教、東洋と西洋の世界観の違いなど、考察を深めていきたいと思います。

・・オキノ・・
posted by ルーエ at 12:44| 心理・哲学